花見の後に行われた萩ちゃん卒業式のことを先に書いています。花見の記事はたいしたことは書いてないので下の端にちょっとだけあります。
2015年04月02日(日)開場19:00 / 開演19:30
まず花見の片付けからあわただしく整列・開場となったのですが、入り口前から荷物で形成されていた列を維持しながら、その後ろに続いて長い1本の列が整然と作られたのが大変よかったです。この前のビッチナイトの時は、開場時雨だったこともあり、入り口の周辺に列に並んでいる人とそうでない人が圧縮されて集まっていて、列に割り込む人がいるのでは!と心配だったので(実際そういう人がいたかは知りません)、今回明確に1列になって安心しました。
開演直前、伊賀さんがホールに現れてオタクたちにはネタばらし、メンバーをだますドッキリ企画ということが伝えられました。
まず最初に、スクリーンに萩ちゃんが若い頃やってたと思われるバンドの映像が流れ、そこからアイドルたちが順番に出演しました。衣装ではなくお花見の時のそのままの私服での出演、靴までそのままでびっくりしました。まいまいなどスニーカーの子もいましたが、マックルの若年層であるアイキューンも含めてヒールの子も多くて驚きました。各組2曲、曲の間のMCで萩ちゃんへのメッセージなど。萩ちゃんはずっとPA席にいました。
ひめキュン以外は卒業を信じていて真剣でした。フルポシェの2人が涙ながらに歌う輪廻など。君にエールの亜弥実ちゃんのソロパートで、高音が出ずに亜弥実ちゃんが悔しそうでした。今思えば大人の遊び心が元でメンバーたちには悪いことをしたと思います。
あと特に印象的だったのは、客の精神状態です。仕掛け人の側に居るので真に迫って泣く人が何人もいました。しかし同時に、ネタ企画であるためか花見のテンションそのままだったのかリフトが乱発する荒んだライブとなり大変おもしろかったです。
ひめキュンはさすがというべきか卒業を信じていなくてさばさばとしていました。1曲目に果てしなき旅をやってくれて、私がひめキュンから離れ始めた情熱エモーション(アルバム)の頃の曲で懐かしくて楽しかったです。ひめキュンをまた身近なご当地のアイドルであると感じられて思い入れがちょっと戻りました。しかしMCのずけずけとした配慮の無い物言いは不愉快でしょうがなかったです。萩ちゃんは彼女にメンタル持ってかれることが多いからなんやかんやとか。
2曲目の卒業の日はひめキュンの曲らしいですが、めったに歌わないということで歌詞カードを見ながら振りは無し。さくちゃんとゆんちゃんが、歌詞カードを見るのをちょっとずつにして、客席を見ながら歌っていたのが素敵でした。
ライブが一通り終わってからは、伊賀さんと萩ちゃんがステージに登場、そして出演順どおりに各グループがもう一度登場してきて萩ちゃんへのメッセージと寄せ書きなどを贈りました。
アイキューンはきらりちゃんが、萩ちゃんの曲を歌う自分たちが有名になって萩ちゃんの名前も有名にする、萩ちゃんがマックルにいたことを自慢できるくらいビッグになる、となかなかデカいことを言い放ち、私は、若いエネルギーにあふれていてすごい!熱い!と思いました。私も人との出会いや別れに際してあんな感情が昂ぶるような熱血になりたかったです。まああの年頃の女の子の言うことなので、その時の感情的になった勢いで言ってるだけもあるとは思いますけどね。
フルポシェはどういう理屈か忘れましたが女性ホルモンがどうとか言って大量の豆乳を贈っていました。
そうそうその前にしおりんとみなみんがそれぞれ萩ちゃんへの手紙を読んだのですが、私は翌日の出勤が早い(3日0時)ためもう帰りたくてしょうがなかったです。だってしょうがないじゃないですかネタ企画ですよ!!しかも結末は分かっとるし!!まあでもなんとか耐えました。
ナノキュンは亜弥実ちゃんが一緒にカプリコを食べた思い出を話し、大量のカプリコを贈りました。また一緒にカプリコ食べましょうと言った亜弥実ちゃんがすごく素敵でした。
ひめキュンは、萩ちゃんの引率で行動する機会が少ないらしく、思い出の数自体は少なかったようですが、運転中に食べられるようにと買ってあげたおにぎりの方ではなく後で食べて欲しかった丼物の方を高速走りながら食べて怖かったというエピソードを話してくれておもしろかったです。萩ちゃん器用なんですね。
最後に伊賀さんの奥さんが卒業していく萩ちゃんに餞別を渡し、萩ちゃんからの一言が!そしてここで
萩「萩ちゃんは―――」
オタ「辞めへんでー!!!」
とネタばらしして渚のシンパシーに突入。よく見てなかったですがたぶん餞別ののしぶくろから歌詞カードが出て来ました。んで萩ちゃんがマイク持って歌うんですがアイキューンを中心としたメンバーたちがスリッパで萩ちゃんをめった打ちにしていました。萩ちゃんも萩ちゃんで客席にダイブしたりして大荒れのラストナンバーでした。
曲が終わると、伊賀さんが来年も萩ちゃん卒業式やるよと宣言してドッキリ企画は円満に大成功したのでした。
そうそう、ひめキュンは何かの拍子にドッキリ企画であることに気づいてしまっていたそうです。ひめキュンの5人も困ったんでしょうね…。私たちは信じてません、と言ったMCでのサバサバした感じがまあちょうどだったんじゃないでしょうか。
私はすぐに帰りましたが終演後、ロビーでひめキュンを含む囲み撮影会があったようですが、今までの経験上囲み撮影会に私の居場所はない!!というわけであきらめは付きます。
萩ちゃん辞めへんで!はそもそも、3月7日のドルエレのツアーにナノキュンがゲスト出演したとき、ドルエレの出番そっちのけでロビーで一部のナノオタと伊賀さんが話していて生まれました。そういえば去年の今頃萩ちゃん辞めるって言いよったよな~みたいな話しがきっかけで生まれたドッキリ企画でした。
卒業式直前3月29日の瞳生誕では、特別萩ちゃんと話すような人もおらず、大半の人は冷静に受け止めているかドッキリであることを知っているんだな、と思いました。萩ちゃんのような皆に愛されているスタッフさんが辞めていくことについて、もっと動揺があるんじゃないか!?と思っていた私は拍子抜けでした。
また、ひめキュンだけに通っている人たちが、公式HPでの告知からこの日の公演までどのように卒業のことを受け止めていたのかも気になるところです。ひめキュンにしか通わない人は、松山まで遠征で来るような熱心な県外の方でも、萩ちゃんとはそもそも面識自体がなく、卒業に関しても特に言及していなかったというのが予想されるところではあります。
私はひめキュンのファンになりたてだった2013年のお花見会で、推しメンだった穂乃花ちゃんの写真を撮りたかったのですが、穂乃花ちゃんが公園の中を行ったり来たり歩き回ってそこらじゅうのオタクと散発的に話すので声をかけられませんでした。
しかしそんな接触弱者のカメコに救いの手が!広島のかわちゃんが私を穂乃花ちゃんのところまで連れて行って声をかけてくれて、私に穂乃花ちゃんの写真を撮らせてくれました。私は大喜びで心臓ドキドキでシャッターを切りました!ですがその時撮った写真は暗いしブレブレのごみ同然の失敗写真でした。
楽しいはずのアイドル現場ですが、時々そうでないことがありますよね。陽気で楽しそうにメンバーと話せるオタク!経済力と仕事の休みがあってなんでもできるオタク!そのような自分に無いものを持ったオタクをみてうらやましく思って楽しくなくなることがあるじゃないですか!でもそんな時、オタクは1人1人がそれぞれに、できることがあることを忘れないで欲しい。きれいな写真を撮るために必要なのは、言い訳をしないこと、です!
ピンボケ。私の頭の中でナノキュンのTARA-REVAが流れ出す中、カメラの設定を改め友達の2ショット撮影へ向かいました。